藤井聡太棋聖が二冠目を獲得
藤井聡太棋聖が王位戦七番勝負を4連勝して木村一基王位を下し、二冠目となる王位を獲得しました。対局場所は福岡県福岡市の大濠公園能楽堂。
18歳1ヶ月での八段昇進も果たし、加藤一二三九段が保持していた最年少記録の18歳3ヶ月を62年ぶりに更新、さらに二冠達成は羽生善治九段が持っていた21歳11ヶ月を3歳10ヶ月も短縮する史上最年少記録(こちらは28年ぶり)まで達成するというモンスター級の出来事です。
それにしても藤井聡太さんの快進撃はとどまることを知らず状態ですね。
加藤一二三九段、羽生善治九段からそれぞれ次のようなコメントが届いてます。
加藤一二三九段:この先もAI研究がどれほど進んでも、藤井聡太二冠は人間の探究心・求道心の先にある芸術的な一手で盤上を感動させ将棋界を湧かせていただけるよう願っております。
羽生善治九段:複数冠を十代で保持するのは空前絶後と思います。大記録です。一方、藤井さんの充実著しい昨今の内容は今回の結果を招いたことと思います。不思議なことではありません。これからの将棋をさらに進化させるフロントランナーとしての活躍を期待しています。