真冬のゴルフは、フェアウェイのナイスショットもOB

真冬にゴルフを

やったことのある人は経験があるかもしれない。

ドライバーでナイスショットを放ち、

爽快な気分で意気揚々とフェアウェイのど真ん中を

颯爽と歩いて行ったその先に

ボールがないときが。

これは、流石に凹む。

何故だ？

間違いなくあのフェアウェイの

ど真ん中へ打ち込んだはずなのに。

同じ組の仲間たちも

「今のは今日一だね！」と、

太鼓判を押してくれた快心の一打が、

何故見つからないのだ、と。

そう。

フェアウェイがカチカチに凍っていたのだ。

私は一度、ドライバーの快心の一打で、

放たれたボールが放物線を描き、

フェアウェイのど真ん中に降り立った次の瞬間に

「カーン！」と勢いよく跳ね返って、

OBの彼方へと消えて行ったのを

この目でまざまざと見せつけられたことがある。

もう、それはふふふ、と

笑いしか出なかった。

しかし、それもゴルフの面白味なのだ。

かの発祥地、英国では

真冬のラウンドでは、必ずポケットに

ウイスキーが入っていたらしい。

ラウンドしながら、

ちびりちびりとカラダを温めながら

ラウンドしていた、とのことだ。

なんとも粋なラウンドスタイルだろう。

今度、憧れの北海道へ行って

そんなゴルフをやってみたい。