子供のころの淡い恋。
あれは、小学3年生のとき。
太田くん。
めちゃめちゃ眼の大きい、笑顔がはじけてる、丸顔で顎がちょっとツンとしたイケメン。
毎日、その子に会えるのが楽しみで学校へ行っていた。
でも自分から話しかけるほどではぜんぜんなく、
女子同士で遊んでいた。
4年生になるときに転校すると聞いて、
自分の気持ちに初めて気がついた。
その時は初恋という意識もあまりなくて、
いま考えれば、転校する前に
「好きだ」と言っておけばよかったな。
あれから何十年が経った。
今、太田くんどうしているのだろうか?